【シニアPJCS使用構築】龍舞メガマンダ+眼鏡コケコ 予選15位/best32落ち
ポケモンをサボりすぎて本戦で大爆死した河童です。
3回目の構築記事となります。
結果はあまり良くありませんでしたが、返せば反省/改善できる点も多いということ。次に活かすために原因も考察しながら進めて行きます。
かなり長くなってしまいますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
※PCで書いているため、スマホだと少々見辛いかもしれません。
【目次】
挨拶
皆様、PJCSお疲れ様でした。
幕張では参加なされていない方も、INC January や INC March、PJCSネット予選等で楽しむことが出来たのではないでしょうか。
さて、今回はPJCSで使用した構築の紹介となります。
実は組み上がったのが6/8(前日)で練習できた量が少なく、当日はかなり不安でした。そんな中予選5-2で15位になれたのには、構築の扱いやすさが一つ要因として挙げられるでしょう。そのため「初めてボーマンダ構築に触る」「ダブルの経験があまりない」といった方にもオススメできる構築だと思っています。
以下常体で失礼します。
構築経緯
今回の構築記事では僕の反省も兼ねている都合上、「何故今回の構築を使うに至ったか」はしっかりと整理しておく必要があると思ったため、初期の並びから書いていこうと思う。
だいぶ長くなってしまっているので、PJCSで使用した構築だけ見たい方は目次から個体紹介の辺りまで飛んで頂ければありがたい。
まず、威嚇ガオガエンの解禁に伴い、「ブルル+ガオガエン」の二体がかなり多くの構築に採用されていることに目をつけた。
この2体を起点にゲームエンドまで持っていける上、個人的に苦手なメガゲンガー+ジャラランガ構築(特にBIG-K)も崩しに行ける「耐久振り龍舞メガボーマンダ」を主軸に据えることにした。
Sを落としているため、メガ枠として最も使用率の高いメガメタグロスの「れいとうパンチ」で縛られてしまうことが非常に厳しかった。とはいえ雨パーティやリザードン構築など構築単位で有利を取れることも多く、「グロスに構築全体で厚く」「ランドやガエン、ブルルといった起点ポケモンを狙って盤面に釣り出せる」ことを目標に構築作成を進めていった。
一番最初に目をつけたのはやはり電気zカプ・コケコ。
圧倒的な縛り性能によりメガボーマンダの龍舞を補助することが出来、なおかつブルルやランドロスを呼ぶことが出来る。
龍舞ボーマンダ+電気zコケコを軸に組み上げた構築がコレ。
ギルガルドに身代わりを仕込んでいること、ポリ2にこご風と守るがあることが地雷ポイント(?)。そのためバンギラスもギルガルドも通常の個体より早めになっている。
致命的な欠陥は少なく、かなり強力な構築だった。
弱いと感じた点としては
が挙げられる。
上2つの改善案としてバンギラス→ガオガエンも考察したのだが、ラグラージやルンパッパのいる雨パに勝ち目がないことや、相手のバンギラスが途轍もなく厳しいことが気になり解散となった。
…ものの、コケコマンダの並びの強さを再確認できたこと、トリトドンが環境にかなり刺さっていたこと等が分かったのは収穫だった。最後に紹介するPJCS使用構築にもコケコマンダトドンが採用されている。
次にバンドリマンダに手を出した。
先程紹介したようにトリルを展開するのではなく、ドリュウズとコケコで盤面を制圧し、縛ることで行動保証を得て龍舞で試合を締めることを狙った。
コケコには珠を持たせて守れるようにする案もあったのだが、ドリュウズが地面zであることや、エースはドリュウズではなくボーマンダであることを考え火力を重視して眼鏡を持たせた。
また、ドリュウズに最も求めたのは強烈な縛り性能であったため、縛れる範囲を大幅に広げられる剣舞を採用したのは大成功だった。(案:akaba兄貴 twitter:shun_akaba_ めっちゃ仲のいいダブルプレイヤーです。)
ドリュウズやコケコが通らない相手に対してはクレセリアのトリルからバンギで荒らして詰めていくことや、バレルで吸ってドリュウズで剣舞orボーマンダで龍舞して強引に崩していくことを意識していた。
攻めの対応範囲が非常に広かったので気に入っている。正直これをJCSに持って行った方が良かったとも思っている()
しかし鋼枠を紙耐久のドリュウズのみに任せてしまったために受けに回るとサイクル不利をとりやすく、ランドロス+テテフやランドロス+レヒレ、モロバレル+αなどよく見る上に厳しい並びが多いことに加え、相手の猫騙しが厳しかったので安定性を欠くと判断し解散。
ある程度勝てていたのは(ボーマンダの活躍以外では)「高数値かつS操作のできるポケモン」であるクレセリアを採用することでドリュウズの紙耐久高火力が活かされたためだと感じていたので、このあたりで「コケコマンダ+高耐久S操作+地面枠+@2」のイメージが固まった。
3つめの構築として、上記の形をとった結果
最初の構築とほぼ同じになった。
これも結構気に入っている構築で、バークアウトガオガエンや地面zトリトドンといった普通採用されないポケモンが上手く機能してくれていた。
ガオガエンの威嚇+バークアウト+猫騙し+とんぼ返りによるサイクル補助性能は目を見張るものがあったし、コケコのボルチェンと合わせてチクチク蓄積させて裏のポケモンの圏内に入れる動きが最高だった。
地面zトリトドンもかなり刺さっていて、一回は動けると舐め腐っているガエンやグロスを何回も吹き飛ばしてきた。耐久にガン振りされたチョッキガエンに赤ゲージで耐えられて解雇しようとした
また、メインに据えられる勝ちルートが多いのも特筆しておきたい。
龍舞マンダor眼鏡コケコの一貫を作ることは無論だが、残機数を減らしてポリ2とタイマン張らせる、トリトドンとテッカグヤの相性補完を活かしてどちらかの突破を困難にする、ポリ2でトリルを貼ってガエンや地面zトドンで攻める…等。
龍舞マンダに縛られすぎずに、展開方法を複数用意しておく作戦は対グロスバンギ等マンダが出しにくい時に輝くため、しっかり用意しておく必要があると感じた。
この構築の欠陥としては、「火力がない」の一点に尽きるであろう。
トリトドンもzを切れば火力はそれほど出ないし、カグヤやポリ2も弱点を突けなければダメージには期待できない。
更にガオガエンは物理悪技を切ってバークアウトを採用している上、Aを削って耐久に回しているため、相手をまともに削れるのがマンダとコケコしかいなかったのが最大の問題だろう。
低火力でも弱点を突ければ十分に削ることができるのだが、なかなか弱点を突けない相手(特にクレセリアやポリ2)に好き勝手盤面を荒らされるのが不快すぎて解散の運びとなった。
ちまちま削る構築は僕の好みではあるのだが、あまりオススメできない。
そして本題のPJCS使用構築。
1,2,3個目の構築とはかなり違う構築に見えるが、コケコマンダ+S操作+地面@2の並びとしては同じである。
構築の内容や個体に関しては次の項で説明する。
PJCS使用構築
1,3個目の2つの構築で活躍していたトリトドン(特に地面z型)を地面枠として投入することはすぐに決まった。
また、@2には鋼枠+ガオガエン/バンギラスを選択するのが丸いと考えていて、高耐久S操作の枠としてはポリ2かクレセリアかの選択となった。
さて、話は変わるがWCS2018のルールではガオガエンというポケモンが非常に強い。
メガ枠もメタグロスかゲンガーが殆どといった環境になっている中、これらに対して強く、雨パにも出していけるトリトドンというポケモンは間違いなく採用しているプレイヤーがいるはず。そんなトリトドンが非常に厳しい1,3個目と似たような構築ではとてもPJCSを勝ち上がることは出来ないだろうと考えた。エレキシードトリトドンとかいう半端なくキツいポケモンも開発されてたし。
そこで、新しい案として鋼枠にカミツルギを採用することとした。
これはかなり上手くハマった。
追い風の存在で「高耐久S操作ポケモン」に依存しないゲームメイク/選出が可能となる上、地面技が等倍なのでメタグロスの地団駄に怯える必要もなく安定して動かせる。更には、聖なる剣でガオガエンに打点があり、草タイプのお陰でモロバレルに吸われずに行動できたり雨パにも選出できたりとまさに最強ポケモンだった。
しかしながらどんなポケモンにも当然欠点はあり、カミツルギの場合はその極端に低いDのせいで「対特殊では鋼・草タイプの耐性はほぼ全く意味を成さない」といった欠点がある。
例えば、コケコマンダトドンツルギの4体ではスカーフを持ったカプ・テテフを止めることはほぼ不可能であろう。残り2枠でしっかりとケアしてやる必要があった。
まず、「高耐久S操作」の枠。 ここにポリ2を採用してしまうと、対テテフをバンギラスかガオガエン1匹に丸投げすることになってしまうのでクレセリアを採用した方が良いのは自明だった。しかし、1,3個目の構築でポリ2を採用していた理由として「DL+EFがあれば置物になりにくい」ことや「構築全体で重めなカプ・レヒレに最低限の削りを入れられる」ことが挙げられて、クレセリアに変更すると達成出来なくなるため採用を躊躇していた。
しかし、置物になる事態は手助けとこご風により最低限避けられるし、カミツルギを採用しているためカプ・レヒレの処理には困らないだろうと踏んで採用に踏み切った。
ガオガエンを採用すると相手のテテフに厚くなり、猫騙しやとんぼ返りの存在で安定したプレイングを実現できるが、相手のリザードンの処理が遅れる。
バンギラスを採用すると天候操作でリザードンやRキュウコンに勝てるようになり、ボーマンダとの攻めの相性も良好な一方、岩雪崩の外しや不意の格闘技で一気に崩れる可能性がある。
構築の対応範囲としてはバンギラスの方が広いのだが、今回はPJCS予選という大事な大会であったため、技外しで負けたらトラウマものだとビビってガオガエンを採用した。
…と、こうして6体が決まった。以下は個体解説である。
個体解説
メガボーマンダ
持ち物 : ボーマンダナイト
性格 : 意地っ張り
配分 : WCSでも使う可能性があるため細かくは公開できない。大体haD。
技構成 : りゅうのまい まもる すてみタックル はねやすめ
一番最初に採用した枠。
技構成に関してはあまり特徴はないだろうが、それぞれ理由があるので解説する。
りゅうのまい→冒頭で述べた通り崩しの駒となるための技。「有利」な状況下で押してゲームエンドまで持って行く技として押していた。
まもる→メガ枠なので大事に扱うため。 りゅうのまいでステータスが上がったボーマンダを集中で処理しようとしてくる相手も一定数おり、やはり切れない技だと感じた。
すてみタックル→クオーターバックを潰すために採用した。 真面目な話をするとA+1で主要なポケモンを落とすのに必要な努力値がかなり削れて、Dにより厚く振れるようになるからである。
はねやすめ→最終盤で1vs1をするときや、氷技を打ってくるポケモンを相手にするときにはこの技の有無でかなり変わる。他の用法としては対ガエンでHPを確保してサイクルへの参加回数を増やしたり、龍舞後に羽休め連打でグロスの前でも盤面に置き続け、隣で処理したりした。
予想通りの活躍をしてくれた。Dに厚めに振ることで対雨や対リザをかなり安定させられたので配分は正解であった。スイスドローでメガリザの熱風でやけどして負けかけた戦犯
特に後悔している点はないが、更にAに割いて捨て身でメガゲンガーを吹き飛ばすのも楽しそうだな〜とは思った。
PJCS2018はメガボーマンダが全カテゴリ制覇ということで、メガ枠の選択は間違っていなかったのを確認できた(気がする)。
カプ・コケコ
持ち物 : こだわりメガネ
性格 : 臆病 (PJCSで色コケコ使う沼)
配分 : 149(28)-x-106(4)-142(212)-97(12)-200(252)
技構成 : ボルトチェンジ ほうでん 10まんボルト マジカルシャイン
採用当初の目的からは外れているが、ボーマンダとの相性の良さは明らかだったので続投。
構築全体で避雷針+リザードンが厳しかったため放電を採用した。
他の技に関しては言うことはないだろう。
また、配分はパメラさんのをお借りしていて、
と欲しい要素が綺麗に詰まった素晴らしい調整。
眼鏡ボルチェンで大きく削りながらサイクルを回し、終盤再降臨して10万ボルトや放電で全てを灰燼に帰すその姿はまさに神。
クレセリア
持ち物 : ウイの実
性格 : 穏やか
配分 : 224(228)-x-154(108)-96(4)-188(164)-105(0)
技構成 : トリックルーム てだすけ こごえるかぜ サイコキネシス
元々ポリゴン2が入っていた枠だが、テテフに後出しできるため採用されたポケモン。
役割的にDに厚い調整にしたいと思い、サザンドラの悪の波動ベースのzを耐える調整とし、余りはBとCに振り分けた。
こごえる風、トリックルームの2つを採用しているのは2つのS操作を用意することで幅広い構築に選出出来るようになると考えたため。
サイコキネシスの枠はもともとサイドチェンジが入っていたが、不毛な択をするよりはモロバレルやウツロイド、ゲンガーに押せる技の方が良いと採用した。
ちなみに1000%サイコショックのほうが強い。
ガオガエンに叩かれて絶望したり、後出しされたランドやカミツルギにこご風がゴミのようなダメージしか入らなかったりしたのでエレキシード瞑想型にしても面白いかもしれない。
クレセリアの手助けはずっと前から推している技で、相手のHP7~8割くらいのクレセリアをメガボーマンダの捨て身タックルで破壊する快感はなかなかのもの。
トリトドン
持ち物 : ジメンz
性格 : 冷静
配分 : 207(164)-x-105(132)-138(108)-115(100)-39(0)
技構成 : だいちのちから れいとうビーム まもる クリアスモッグ
「構築経緯」の3個目の構築でのMVPで採用されたポケモン。
ジメンzが本当に強力で、ガオガエンやメタグロスをワンパン出来るのが偉すぎた。
ブルルが多めな環境の中、一致かつ特殊の地面技を放てるのも評価ポイント。
大地の力と守るに関しては説明不要だと思うが、冷凍ビームとクリアスモッグに関しては一応説明を。
れいとうビーム→重めなサンダーやボルトロス、ランドロスへの打点として。 ねっとうと悩んだが、ラグラージはカミツルギで打点が取れるほか、ガオガエン等炎タイプには大地の力で十分なので切った。
クリアスモッグ→腹太鼓カビゴンや瞑想カプ・レヒレへの回答。 後者は何とかなるが前者に関してはきちんと回答がないと勝てないため切れなかった。 トリルクチートとの対戦で、味方のガオガエンに当てて威嚇を解除しつつフレドラで消し炭にした(zは切っていた)。
配分意図はHが16n-1、Dが特化ガルドのシャドボz耐え。BはメガメタグロスのPF下思念の頭突き確定耐え(他に何かあった気がする…)。CはH252ギルガルドをジメンzで高乱数1発。
特に失敗したと思う部分もなく、素晴らしい活躍だった。
カミツルギ
持ち物 : きあいのタスキ
性格 : 陽気
配分 : 135(4)-233(252)-151(0)-x-51(0)-177(252)
技構成 : みきり リーフブレード おいかぜ せいなるつるぎ
前述の通り、追い風の採用による勝ちルートの増加や、対カプ・レヒレやトリトドンを担う枠。そこそこ活躍してくれた。
技構成に関しても最早言うことは無いだろう。
ただ一番後悔の残っている枠でもあり、夕立さんの記事(【全国ダブル】S8使用構築 - 少年Yの日記)にあるように耐久振りチョッキカミツルギを使っても良かったかもしれない。
スイスドロー初戦の相手が使用していたのだが、ボッコボコにされた。
役割対象である特殊水に対してしっかりと役割を持てるのは間違いなく強く、S操作はほぼ全試合選出したクレセリアに任せて元々の役割の遂行を優先すべきと感じた。
また、こいつに鋼技があれば対テテフや対ウツロイドがぐっと楽になるので、技スペを自然に確保できるチョッキは噛み合うことは間違いない。配分に関してはもう少しSに割いても良いかもしれないが、その辺は実際回してから決めようと思う。
ガオガエン
持ち物 : フィラのみ
性格 : いじっぱり
配分 : 200(236)-165(116)-111(4)-x-129(148)-81(4)
技構成 : フレアドライブ ねこだまし はたきおとす とんぼ返り
もはやガルーラよりも語ることが少なくなったWCS2018最強のポケモン。
威嚇・猫騙し・鋼への打点を一匹で実現しつつ、サイクルを有利に進められるとんぼ返り・はたきおとすを習得する化物。
とんぼ返りの枠に格闘技を採用している型も多いが、バンギラスはカミツルギで粉砕できること、ガオガエンミラーで格闘技を打って引かれた時の展開が嫌いなことからとんぼ返りを選択した。
実際この選択は正解で、メタグロスのHPを大事にしてくるプレイヤーが交代するタイミングにとんぼ返りを合わせられると絶品だった。
悪技ではバークアウトも検討したが、構築全体でクレセリアやポリ2といった高耐久で半分実を持っている可能性が高いポケモンの突破が厳しいためはたきおとすを選択。
また、配分は(【VGC2018 INC March レート1806位 構築(パーティ)】速攻コケコグロス【ポケモン USUM ダブルバトル】 - EMOLGAME)を参考にさせて頂いた。
高いHDのガオガエンはとても使いやすく、HAガオガエン等はこの先絶対に使えない体となってしまった…。(笑)
選出
特に意識していた物だけ。
それ以外はクレセリア+直感に基づいて刺さってるポケモンの選出が殆どだった。
対雨
スイスドローでも本戦でもマッチングしなかったが一応。
一番厳しいのが相手のルンパッパなので、初手にカミツルギとボーマンダを並べてルンパッパ方向に捨て身+追い風等。
ルンパッパ以外の初手や雨展開されなかった場合等はどちらかをクレセリアに交換、こごえる風や手助けで盤面を荒らしていく。
対ジャラランガ
相手にピッピがいる場合はコケコ、それ以外はトリトドンを選出する。
例外はあるもののBIG-Kはこの選出で戦ってきた。
クレセリアのこごえる風、ボーマンダの龍の舞、ガオガエンのとんぼ返りなどを駆使して相手のジャラランガを縛る盤面を作成するのがコツ。
対メタグロス
レヒレグロスの場合
先発カプ・コケコ+クレセリア
基本的にはこの選出。コケコのボルチェンからガオガエンを出すことと、トリトドンのzを通すことが重要。コケコに守るがないため相手のガオガエンに対する立ち回りが厳しい…。
コケコグロスの場合
先発カプ・コケコ+クレセリア
ライジングさんの構築(【VGC2018 INC March レート1806 8位 構築(パーティ)】速攻コケコグロス【ポケモン USUM ダブルバトル】 - EMOLGAME)と同じ並びとする。
メタグロスやカプ・コケコ、ポリゴン2とボーマンダが苦手なポケモンが多いが、カプ・ブルルさえ排除してしまえばトリトドンで詰めていける。
また、ポリゴン2はDLが発動しなかった場合羽休めと合わせてボーマンダの起点と出来ることを考えると、ボーマンダの起点が4匹いるため選出していっても良いと思う。
ただし対ブルルはガオガエンでも出来るし、水技はトリトドンで吸っていけるのでどちらを選出するかは好みと思う。
対ガチトリパ
メガバクーダの場合
取り巻き次第ではかなりきつい。 ボーマンダでブルル+バクーダと並んでる盤面を誤魔化しつつ、ガオガエンの猫でターンを稼ぐかトリトドンのジメンzをバクーダに通すかで勝ちをもぎ取る。
当然クレセリアのトリル返しも狙っていく。
メガクチートの場合
先発カプ・コケコ+クレセリア
刺さりにくいボーマンダをカプ・コケコに変えて選出する。
取り巻き次第ではあるが、カミツルギを選出したりクレセリアをボーマンダにしたり柔軟にすべき。
イメージ的にはメガバクーダと同じで、ガオガエンでブルル+クチートやブルル+ガオガエンと並んだ盤面をごまかしつつ、トリトドンのジメンzで破壊していく。
トリルを枯らしてコケコの一貫を作るのもよし、トリル下でトリトドンを動かすのもよしと割と自由に出来るので、メガバクーダよりは楽に立ち回ることが出来る。
スイスドロー・本戦
一戦目 lose
対ガルーラスタンダード。
相手の方が非常に上手だった。
瞑想クレセリアにこごえる風を打たれてサイクルがみるみる不利に、チョッキカミツルギにダメ押し(技ではない)されて試合終了。
二戦目 win
対リザバナ。
構築相性勝ち。ガオガエンの猫騙しが非常に刺さっていて、思い通りにゲームメイクできた。
三戦目 win
対リザードンスタン。
これも構築相性勝ち。カプ・コケコが非常に刺さっていて、ボーマンダの龍舞、ガオガエンの猫/フレドラで圧力をかけながらコケコを通す立ち回りが上手く行った。
四戦目 lose
対砂パなのだが、相手のPTを見て色々察してほしい()
カミツルギが刺さっていて、相手のボーマンダを大きく削れて勝ちかと思ったらレヒレナットvsツルギトドンという盤面でナットに集中するプレミでひっくり返った()
ナットからのツルギへの打点はないため、レヒレを縛りながらトドン→ガエン交代が正解であった。
ツルギがムーンフォースで死にかけた後、ツルギを失うまいと不自然なプレイングをしたのが試合を分けてしまった。
プレミがなければ勝てていたので最も反省すべき試合。
五戦目 win
対ガチトリパ。前述の通り選出してサイクル勝ちした。
ガチトリパvsスタンで時間切れ勝ち(判定勝ち)するという珍しい事態が発生した(笑)
六戦目 win
対サナガエン/カメツルギ。
相手はカメツルギを選出してきたが、初手でカメックスを倒すことに成功。
その後は相手のカミツルギの追い風にこちらも貼り返して対抗、最終盤で相手のカミツルギにトリトドンでヤンキーzをしたのが決め手となり勝利。
七戦目 win
構築的には結構厳しかったが、序盤に捨て身タックルでトリトドンを処理出来たことが大きく、ガオガエン+カプ・コケコで詰めていき勝ち。
5勝2敗 15位で予選抜け、本戦進出。
本戦一戦目 lose→lose
相手の方の構築→(PJCSシニア3位になりました - haru30114の日記)
はっきり構築負け。
相手の身代わりウツロイドも王冠投げつけるマニューラもリザードンも全てが厳しかった…。
クレセリアにサイコショックを搭載していれば、カミツルギにスマートホーンを積んでいればと悔やむことは多いが、リザードン+ボーマンダを縛るポケモンの並びがほぼほぼ無理だった。誤魔化すためにガオガエンを出そうにも猫+王冠投げつけるで動けないし、岩zウツロイドに縛られてしまう。
自分の構築の欠陥と、相手の構築の強さが離れすぎていた。完敗。
本戦1戦目敗退、Best32で終了。
感想・振り返り
以下敬体に戻ります。
構築の組み方が甘かったのが全てだと感じています。
組み上がったのが前日なのも、無理な構築が出来てしまったのも全て僕の準備不足ですし、同時に本戦一戦目のお相手は非常に強力な構築を持ってきていました。
僕のプレイングもあまり褒められるようなものでなかったし、正直「ポケモンをサボりすぎた」。
この緩んだ調子のままWCSなんかに臨めばまた同じ醜態を晒すのは自明です。
WCSに向けてもう一度気を入れ直してポケモンやっていこうと思います。
話は変わりますが、当日はオカピくん(@Elfe_Taifun)やデスソードくん(@deathsword0VGC)、マカロンくん(@073macaron)と一緒に歩き回ってました。
なんかTwitterで前二人はやたら可哀想な扱い受けてるみたいですが、顔突き合わせて話してみると結構良い奴でしたw
10000字超えととんでもない記事になってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございました!!
何かございましたらTwitter(@kappa_tamate_P)までご連絡を頂ければ幸いです。
[追記] 予算の関係でWCS行けません;; 来年からマスターになる上、GSは正直不得手なので不安要素しかありませんが、全力を尽くしたいと思います。